国際結婚

外国の方とご結婚される方、おめでとうございます!これからお互いのことを思いやりながら仲良く生活してください。ここではこれから国際結婚を考えている方に向けて、国際結婚とはどんなものなのかについて紹介します。国際結婚の場合、日本の外国の両方の法律に従わなければなりません。日本から手続きする場合と外国で手続きする場合で書類や方法が異なります。大変・難しいといわれる国際結婚の手続きについて知ることで、日本の結婚制度についても知ることができますよ。

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国際結婚とは?

国際結婚は、苦労するのではないか?といった思い込みがあると思います。そのせいか、周囲が心配したり反対することもあるようです。しかし本人たちにしてみれば、相手が外国人だったというだけで、普通にご飯を食べたり普通に会話をして、けんかをすることもあります。普通の結婚と変わらないものですよね。具体的な手続きは、役所に届ける方法と、教会などで手続きをする方法があります。

国籍と姓名

国籍は、日本人国籍のまま変わりありません。国によっては、相手の国籍になることができますが、日本では二重の国籍は認められていないので、日本の国籍を捨てることになります。姓名は日本の名前のまま変わりありません。結婚後6ヶ月以内であれば、家庭裁判所を通さずに相手の姓になることができます。この場合、戸籍上ではカタカナで表記されます。生まれてくる子供は相手の国の姓と日本の姓を2つ持つことになります。

国際結婚をして良かったこと

異文化に触れたり違う国の言葉を覚えることができる

気持ちを言葉で伝えてくれる

家族を大切にしてくれる

互いを思いやることができる

国際結婚で大変だったこと

結婚するまで家族の同意を得ること

書類が通るまでが大変

慣れない海外での生活(食生活・生活習慣・金銭感覚など)

国別国際結婚事情

日本の婚姻制度

日本では男性は18歳、女性は16歳になると結婚できます。未成年同士の場合はどちらか片親の承諾が必要です。一般的にはどちらかの戸籍に入り、男女が同じ籍になることを入籍といいます。戸籍法上では親の籍から出て新しい籍を作ることを入籍と呼びますが、籍を重視している人でなければあまりそのように行われることがありません。

中国の国際結婚

日本人の国際結婚は、中国人との結婚が一番多いといわれています。中国人との仲介をしている会社が多数あります。中国では男性は22歳、女性は20歳になると結婚できます。中国へ行って手続きしなければならないので、先に中国で手続きをしてから日本で手続きをすることが多いようです。中国では夫婦別姓なので結婚証は大切です。2001年に成立した新婚姻法により、健康診断が不要になり手続きにかかる期間が短くなりました。中国では、新郎が新婦の家に迎えに行くというしきたりがあります。式は教会ではあまり行われず、ホテルやレストランで親戚たちが集まって行われます。

フィリピンの国際結婚

フィリピンでは男女共に18歳から結婚できます。18歳以上21歳未満は父母の同意が必要で、21歳以上25歳未満の人は父母の助言が必要になります。フィリピンには戸籍や住民届けはありません。フィリピンでは婚前講座という講習会があり、必ず参加しなくてはなりません。その後、講座を受けた証明書を受け取り、結婚式を行います。フィリピンは家族のつながりが強い国といえます。

アメリカの国際結婚

アメリカも戸籍はありません。マリッジライセンスという結婚許可証があります。教会の式でマリッジライセンスに署名をし、食事やダンスの披露宴を行います。州によって血液検査や待機期間があります。婚姻証明のため、マリッジライセンスのサーティフィケートコピーを用意しておきます。

ロシアの国際結婚

ロシアでは男女共に18歳から結婚できます。ロシアでは必ず2人が出向いて手続きをしなければなりません。離婚率が高いため、1ヶ月の待機期間があります。健康診断は任意で行われます。ロシアの結婚式にはいろいろな習わしや言い伝えがあります。新婦の友人や親戚が新婦を隠し、新郎が探し出すとか、新婦は花嫁衣裳を着た自分の姿を1人で見てはいけないし、女友達に見せてもいけないとか。2人が末永く幸せでいられるように、という願いが感じられます。

タイの国際結婚

タイでは男女共に17歳から結婚できます。タイでは名前を簡単に変えることができますし、後になって書類不備が出てくるため、書類チェックの厳しい国です。タイでも、新郎が新婦の家に迎えに行きます。タイの結婚式はとても派手です。基本は青や緑・白の結婚衣装です。ホテルで行う場合と新婦の家で行う場合があります。結納・結婚式・披露宴と朝から晩まで1日かけて行われます。

国際結婚の手続き

違う国同士の2人が国際結婚する場合、それぞれの国へ書類を提出します。手続きは個人で済ませる方法と、弁護士や仲介をしている業者などにまかせる方法があります。言葉の違いか文化の違いか、書類がなかなか通らずにこの手続きのために何回も同じことを繰り返しているという人も少なくありません。専門家にまかせたほうがすんなり通ることもあります。日本で結婚する場合に必要な書類は、婚姻届書・戸籍謄本・婚姻要件具備証明書・国籍を証明するものになります。婚姻要件具備証明書とは、相手の人がその国で結婚するための条件にあてはまっていることを証明する書類です。国によっては公証人証書や宣誓書・申述書を代わりとする場合もあります。先に相手の国へ書類を提出する方法もあります。この方法は国によって違うため、大使館や領事館に問い合わせをしましょう。

国際結婚で大切なこと

お互いどんな生活にしたいか話し合っておくこと

判らないことはすぐに話し合って解決すること

お互いの身内を知っておくこと

いつでも相談できる相手を探しておくこと

国際結婚のこれから

多くの国で大きな病気をしている場合、結婚が認められないという決まりがあります。日本ではそのようなことはありません。日本ではおつきあいの段階で相手の健康状態を知っている場合が多く、それを承知で結婚するからかもしれません。手続きがこんなに大変なのに、何故国際結婚をするのかといったら、普通の結婚と同じで社会的に認めてもらうためですが、お互いの家族や文化を知って受け入れるための第一歩かもしれません。大変・難しいといわれる国際結婚だからこそ、より相手を理解したくなるし相手のことを想うようになりますね。また、フランスのPACKS(パックス)制度のように、結婚観も結婚制度も多様化しつつあります。日本はまだまだ戸籍制度が残っていますが、これからいろいろな結婚制度を選べるようになると良いなと思います。


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