湯たんぽ

湯たんぽを布団の足元に入れておくと、湯たんぽの熱がほんわかと布団を温めてくれて冬の寒い時期でもぐっすり眠ることが出来ます。特に冷え性の女性などは足先が冷たくなってしまいなかなか寝付けないという人も多いのではないでしょうか。最近は電気毛布で布団を暖かくしておく人も多いと思いますが、湯たんぽは電気毛布より健康的にも経済的にも環境にもやさしい保温グッズです。日本人が古くから愛用してきた「湯たんぽ」ですが海外でも便利な「湯たんぽ」や湯たんぽを使った健康法など、最近注目を集めている「湯たんぽ」の魅力に迫ります。

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湯たんぽとは

湯たんぽとはその名前の通り、お湯の温度を利用して布団や身体を暖かくするための暖房のための道具の一つです。この「湯たんぽ」という名前はどこか懐かしいやさしい響きがしませんか?

湯たんぽの歴史

「湯たんぽ」の歴史は大変古く、もともと中国で寝る時に使われていたものが1400年頃に日本に伝わってきたといわれています。中国では湯たんぽのことを「お湯の妻」という意味の「湯婆(タンポ)」と呼んでいました。しかし、そのままの名前では日本人には馴染み辛かったため「湯・湯婆(ユタンポ)」としたとことこれが定着して広まったそうです。日本に伝わった当時は陶器で出来た入れ物の中にお湯を入れて使用していましたが、明治時代後あたりからブリキなどの金属で出来た湯たんぽが作られるようになりました。陶器製の湯たんぽも金属製の湯たんぽも、湯を入れたばかりの時には大変熱くなるためそのまま使っていると火傷をしてしまうことが多かったため、湯たんぽの周りに布を巻いて使っていました。戦後にはプラスチック製の湯たんぽが主流となり専用のカバーなども作られるようになりました。一時は電気毛布などの電化製品に押されて使われることの少なくなっていた「ゆたんぽ」ですが、最近は湯たんぽを使った健康法や効能が注目され始め、以前のような陶器製の湯たんぽが使いやすく改良されたものや、ドイツ製の軟らかいゴム製の湯たんぽ「fashy」など様々な湯たんぽが登場してきました。

人気の湯たんぽの特徴

最近は湯たんぽの種類も色々増えてきています。昔は「湯たんぽ」にお湯を注ぐ時にお湯を上手に入れられないと火傷をしてしまったり、フタをしっかり絞めていないとお湯が漏れてきてびしょびしょになったりしていました。最近人気の湯たんぽは使いやすく改良され、使われている素材の種類も増えています。

ドイツ製の湯たんぽ「Fashy(ファシー)」のゆたんぽ

ゴムの素材を使った湯たんぽで、最近特に人気の高まっている湯たんぽです。栓の部分はFashy(ファシー)社が開発した国際特許取得の特殊なキャップで、ネジのような構造になっているためきっちり締めればお湯がこぼれる心配はありません。湯たんぽ自体も赤や青などの色々な色のものがあるのですが、ついている専用のカバーがちょっと可愛いデザインになっているのも人気の秘密かもしれません。口コミや通販などで人気が高まった湯たんぽで現在でもその人気は衰えていません。

日本の湯たんぽメーカー「マルカ」の湯たんぽ

日本国内の老舗の湯たんぽ製造メーカー「マルカ」の湯たんぽは、ちょっと昔に使われていたような懐かしい金属製の湯たんぽから、弁当箱のような丸い形の湯たんぽやプラスチック製の子供向きの湯たんぽ、陶器やゴム製のものなど様々な種類が販売されています。金属製の湯たんぽは一見昔の湯たんぽと特に変わっていないように見えるのですが、以前使いづらかった蓋の部分や強度、保温面など色々な部分が改良されて使いやすくなっているのが特徴です。なかでも赤ちゃん用に開発された湯たんぽは、お湯を入れた直後でもあまり温度が急激に上がることはなく、徐々にじんわりと暖かくなるため安心して使うことが出来ます。また、陶器製の湯たんぽにもお湯がこぼれにくいようにフタ部分に工夫がされているほか、多少の衝撃では割れないような丈夫な作りになっています。大人が乗っかってもそう簡単には割れないため、レトロ感と陶器の感触が人気になっていて通販やインターネットでも多数販売されているようです。

レンジを利用する湯たんぽ

何年か前からレンジでチンするタイプの湯たんぽが販売されているのを見かけるようになりました。お湯を使わずにカバーの中の特殊な素材でできた袋を電子レンジで温めて使いますのでやけどの心配がなく、小さい子供から年配の方まで安心して使うことが出来ます。中身の素材は大きさや使用する電子レンジのワット数によって温める時間が違ってきますが、温めすぎると破裂する場合がありますので正しく使用することが大切です。電子レンジを利用するタイプの「湯たんぽ」は熱がじんわりと伝わってくるという特徴があり、アイマスクに使える小さいものや、ぬいぐるみのようなカバーで抱いて使えるものなどもあります。

湯たんぽのすすめ・効果

「ユタンポ」の人気が高まっているのには、湯たんぽならではの健康的な効果と電気やガスを使わないエコで比較的安全性の高い暖房グッズだということが広まったからではないでしょうか。

湯たんぽの効果

湯たんぽはお肌に優しい

湯たんぽは電気を使って熱を伝えるわけではないので、電気毛布と違って皮膚を乾燥させることがありません。乾燥肌の人や皮膚の弱い年配の方にお勧めです。

湯たんぽで冷えともさよなら

湯たんぽは足元において使えば冷え性の人でも温かく安眠することが出来ます。また、布団を温めるだけでなく、お腹を冷やしたときに抱えて腹部分を温ためたり、肩こりや血行不良の時には肩の近くに湯たんぽを置いて使うことが出来ます。コードが着いているわけではないので、使いたい部分に好きに移動させられるのはとても便利です。

湯たんぽは経済的

湯たんぽは保温性に優れていますので、寝る前に一度お湯を入れると朝まで完全に冷えてしまうということはあまりありません。お風呂の残り湯を使ってもいいですし、湯たんぽ用に毎回お湯を沸かすのであれば、朝の洗顔や歯磨きなどにちょうどいい温度のお湯として使うことが出来ます。中のお湯の有効的な利用法を活用できる湯たんぽは、経済的でエコな暖房グッズといえるのではないでしょうか。また、電気がないような災害現場などでも湯たんぽは活躍することがあります。

湯たんぽの使い方

湯たんぽを寝るときに使う場合は、寝る30分前くらいに布団の中に入れておくと布団に入ったときに暖かくぐっすり眠ることが出来ます。また、勉強中など足元が冷えるときにも湯たんぽを足元に置き、ひざ掛けを使えば下半身が冷えずに「頭寒足熱」になってとても良い効果が期待できますよ。

1 湯たんぽをカバーから出します。

2 湯たんぽに入れるお湯を沸かします。通常は沸騰させた熱湯を入れておきますが、熱すぎるのが嫌な場合は少し低めの温度のお湯を使ったりお風呂の残り湯を利用したりするといいと思います。

3 湯たんぽにお湯を入れるときは、湯たんぽの注ぎ口の部分が上になるようにまっすぐ向けて、お湯がこぼれたときに火傷しないようにタオルなどを使って湯たんぽを支えるようにします。

4 湯たんぽの形や素材によって規定の量のお湯を正しくいれ、キャップをしっかりしめます。フタが斜めになっているとしっかり閉まっていないことがありお湯がこぼれてしまう場合もありますので注意してください。

5 湯たんぽのまわりについたお湯をタオルでふき取り、カバーをかぶせます。カバーがない場合は、バスタオルなどの大きめの布で湯たんぽ全体をくるんで、布が外れないようにヒモで縛っておくといいと思います


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